2023.01.20

SDGsとは?「目標16 平和と公正をすべての人に」

SDGsの目標16「平和と公正をすべての人に」とは、
持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築することを目標としています。

世界中の人々が差別や暴力を受けることなく、災害や紛争に苦しむことなく、安全な環境で安心して暮らせること、そして裁判では公正な判断が下される環境が必要です。

出典:ethicame

世界の課題

今も各地で起こっている紛争や戦争。
武力衝突が行われている状況下では、貧困や飢餓、保健衛生状態の悪化、人権侵害などSDGsのあらゆる目標の達成が阻害されています。

しかし、今現在も、世界中で紛争は起きており、紛争や人権侵害などで住む場所を追われ、母国を離れ避難生活を送る「難民」の数は、世界中で8,930万人と言われています。(2021年時点)

また、武力紛争の影響を受けている国や地域で暮らす子どもの数は約2億5,000万人にのぼり、そのような状況にある国の子どもたちは、十分に学校に通うこともできません。

日本の課題

現在日本国内では紛争等はありませんが、被爆国として、核兵器の根絶など、世界の恒久的平和の実現に向けて大きな役割を果たす必要があります。

日本の投票率は世界200ヶ国中158位と、とても低くなっていて、多くの人が政治に参加している状態とは言えません。(国際NGO「民主主義・選挙支援国際研究所」(IDEA、本部スウェーデン)の公表データ(2019年現在))

出典:SDGs one by one

出典: SDGs未来会議チャンネル