2022.02.18
SDGsとは?「目標10 人や国の不平等をなくそう」
SDGsの目標10「人や国の不平等をなくそう」とは、
国内および国家間の不平等を是正することを目標としています。
不平等とは
SDGsにおいて不平等とは、年齢、性別、障がい、人種、民族、出自、宗教、経済的地位所得などあらゆる状況において、社会的・経済的・政治的に排除される状況を指します。
世界で起きている不平等問題
世界の最富裕とされる8人の資産額は、世界人口の経済的に恵まれていない下から半分にあたる約36億人の保有額と等しいのが現状です。
豊かなものはより豊かに、貧しいものはより貧しくなっていく。
この富の偏りは、各国でも顕著になっています。
日本の現状
日本において、不平等さをあまり感じることがあまり多く無いかも知れません。
しかし、日本は、世界第3位の経済大国でありながら、2018年には子どもたちの7人に1人が貧困状態にあり、OECDの2017年の発表では、親が就労しているひとり親世帯の半数以上が、貧困状態にあるといいます。
また、高齢者世帯の所得格差も拡大しており、65歳以上の高齢者のいる世帯の貧困率は27.0%に達しています。
出典: ELEMINIST SDGS
出典:厚生労働省「国民生活基礎調査」
まずは、障害の有無、性別の違いなど、それぞれの違いを認め合い、理解することが重要です。
出典: SDGs未来会議チャンネル