SDGｓとは？「目標7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
SDGsの目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」とは、
すべての人に手ごろで信頼でき、持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを可能にする ことを目標としています
7億人以上が電気を使えない生活！
わたしたちの生活は、電気やガスなどのエネルギーに支えられています。
電気がなければ、明かりをつけることも水道を利用することもできません。
いま、世界では、7億5,900万人が電気を使えない暮らしをしているといわれています。そのうちの4人に3人がサハラ砂漠以南のアフリカに暮らしています。
また、世界人口の3分の1が、薪や炭を利用して調理しており、煙と煤（すす）によって、多くの人の健康がそこなわれています。
出典：国際連合広報センター「SDGs報告2021」
日本が抱えるエネルギー問題
日本は、まだまだ火力発電に頼っているのが現状です。
この、火力発電では、石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料を燃やしています。
化石燃料を燃焼させると、大量の二酸化炭素が発生するため、地球温暖化を加速させる要因のひとつと言われています。
しかし、エネルギー資源に乏しい日本では、未だに化石燃料に頼った発電を行っているのが現状です。
「再生可能エネルギー」とは？
SDGsの目標7を達成するため、世界中で力を入れているのが再生可能エネルギーです。
再生可能エネルギーは、太陽光・風力・水力・地熱・バイオマスなど、自然の力を利用して作られるエネルギーのことで、石油などの化石燃料のように枯渇する心配がありません。さらに、火力発電と違ってCO₂を排出しないのもポイントです。
資源問題と環境問題を同時に解消する再生可能エネルギーは、エコでクリーンな未来のエネルギーとして世界中で注目されています。
普段の暮らしで積極的に再生可能エネルギーを選ぶことは、SDGsを達成するための大きな鍵となるでしょう。
出典： SDGs未来会議チャンネル