SDGsとは?「目標5 ジェンダー平等を実現しよう」
SDGsの目標5「ジェンダー平等を実現しよう」とは、
ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行うことを目標としています。
ジェンダーってなに?
「女の子だから」「男の子だから」と言われたことはありませんか?
男女の違いには、身体のつくりのほかに、社会的・文化的な役割の違いがあります。
「男性はこうあるべき、女性はこうあるべき、こうするべき」と、
みんなが無意識に決めつけている女性と男性の違いを「ジェンダー」といいます。
出典:Edu Town SDGs 私たちがつくる未来
世界に起きているおもな問題
世界では、女性というだけで、望んだ仕事に就けなかったり、十分な教育を受けられなかったり、望まない結婚や妊娠を強要されたり、様々な差別を受けるケースがあります。
児童婚
18歳未満での結婚、またはそれに等しい状態にあることを児童婚 といいます。
世界では、約7億5,000万人の女性と女の子が18歳未満で結婚しており、
そのうち3人にひとり以上(約2億5,000万人)が15歳未満で結婚しています。
出典:公益財団法人 日本ユニセフ協会
ジェンダー平等が遅れている日本
男女格差のことをジェンダー・ギャップといいます。
この度合いを示す「ジェンダー・ギャップ指数」の順位で、
日本は、156か国中120位と大変遅れています。
なんとなくのイメージで、ジェンダー差別が日本は少ない国と思われている方も
多いかもしれませんが、実は世界からみてもかなり遅れている国なのです。
そういった意味で一人ひとりの取組がとても重要と言えます。
出典:SDGs on by one
ジェンダーギャップ指数とは各国の男女格差を数値化したものです。
出典:世界経済フォーラム グローバルジェンダーギャップレポート2021より作成
出典: SDGs未来会議チャンネル
※注 動画のデータは、グローバルジェンダーギャップレポート2020のものです。