2021.07.09
気候変動 緩和策と適応策
気候変動ってなぁに?
地球全体の気温や降水量などの変化のことを「気候変動」と言います。
大型台風や集中豪雨による洪水、熱中症などによる健康被害など、
人々の暮らしに大きな影響が現れ始めています。
気候変動の原因は、私たちの便利な暮らしで排出された温室効果ガス
(主に二酸化炭素)による「地球温暖化」によるものと言われています。
早急に具体的な対策を十分に行わないと、温暖化はさらに加速し、
取り返しのつかない被害をもたらしてしまいます。
緩和策と適応策
気候変動の対策には、「緩和策」と「適応策」があり、どちらも大切な対策です。
「緩和策」とは、地球温暖化の進行を和らげる対策のことを言います。
たとえば…
・電気やガソリンの使用量を少なくする省エネルギー対策
・太陽光などの再生可能エネルギーの導入
・クールビズやクールシェア、ウォームビスやウォームシェア
・3R( リデュース ・リユース・リサイクル)の推進 etc.
「適応策」とは、変化する環境の中で安全に生活するための対策です。
たとえば…
・高温に強い品質に替えるなどの食を守るための適応
・天気予報や防災アプリを確認したり、ハザードマップ(洪水被害予想地図)を
確認したり避難経路を確認し、気象災害から身を守るための適応
・こまめに水分補給をして熱中症を予防したり、虫刺されに気を付けるなどの
健康を守るための適応 etc.
まとめ
わたしたちにできることは、まだまだたくさんあります。
わたしたち一人ひとりが理解を深め、行動していくことは、世界中の人たちにとっても、わたしたちの未来にとっても、大変重要なことなのです。
気候変動への適応についての詳しい情報は、気候変動適応情報プラットフォームをご覧ください。