2022.12.21

SDGsとは?「目標14 海の豊かさを守ろう」

SDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」とは、
持続可能な開発のため、海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用することを
目標としています。

地球の約70%は海といわれています。
海は私たちにたくさんの恵みを与えてくれます。

しかし、人間がこれまであらゆる方法で発展してきた結果、多大なる負荷
かけてきました。

海洋環境の現状

1950年以降に世界で生産されたプラスチックは83億トンを超え、63億トンがごみとして廃棄され、そのうち回収されたプラスチックごみの79パーセントが埋め立て、あるいは海へ投棄されています。

毎年約800万トンのプラスチックごみが海に流され、このままのペースでは、
2050年には、海の中のプラスチックごみの量が魚の量を上回るといわれています。

出典:日本財団ジャーナル

また、近年魚の乱獲が指摘されていて、多くの海の生き物が絶滅の危機にあります。
海の多様性が失われることは、私たちの食卓に魚が届かなくなるだけではなく、水質の悪化や海岸の浸食にもつながると言われています。

出典:SDGs one by one

プラスチックは、えらんで、減らして、リサイクル

日本では2022年4月から「プラスチック資源循環促進法」が施行されました。

これはプラスチックを規制するものではなく、プラスチック製品の設計から製造・販売・回収・リサイクルという全体の流れの中で、事業者・自治体・消費者が連携しながら、地球に優しい循環型経済(サーキュラーエコノミー)の構築を推し進める法律です。

ぜひ日々の生活の中で、「プラスチックは、えらんで、減らして、リサイクル」に、積極的に取り組みましょう。

出典: SDGs未来会議チャンネル