2022.06.29
SDGsとは?「目標11 住み続けられるまちづくりを」
SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」とは、
包摂的で安全かつ強靭(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現することを目標としています。
包摂的 とは、
「社会的に弱い立場にある人々を含めたすべての人が支え合う」こと。
強靭(レジリエント) とは、
「 問題があってもすぐさま正常に戻るために跳ね返る力 」のことです。
つまり「すべての人が安全に安心して暮らし続けていけるまちの実現」
を目標にしています。
世界の課題
政治・経済・文化の中心になっている「都市」には、多くの人が集まっており、 2050年には都市部で暮らす人の割合は、約70%まで増加すると予想 されています。
電気やガス、水道といったインフラ設備の充実や、地震や台風などの自然災害が、多くの人や建物が集まる都市部を襲った時にも、すみやかにライフラインが復旧できることが必要など、 都市部は便利な反面、人口が集中することで様々な問題が発生することになります 。
出典:SDGs one by one
日本の課題
日本においても、電気やガス、水道といったインフラ設備をさらに充実させることが課題となっています。
都市化で最も心配されるのが、災害などによる被害です。
大都市で災害が起こってしまうと、公共交通機関が停止し、帰宅困難者が路上にあふれ、道路は深夜まで大渋滞になってしまう恐れがあります。
コンビニエンスストアなどには商品が届かなくなって、食料にも困ってしまうでしょう。
災害時の都市部の混乱は、日本でも大きな課題となっています。
出典:Ever Green
出典: SDGs未来会議チャンネル