「COOL CHOICE(クールチョイス)」とは、CO2 などの温室効果ガス排出量削減のため、脱炭素社会づくりに貢献する「製品への買換え」、「サービスの利用」、「ライフスタイルの選択」など、地球温暖化対策に資するあらゆる「賢い選択」をしていこうという取り組みです。
2020 年10 月26 日、所信表明演説で、菅義偉内閣総理大臣は「2050 年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする(※)、すなわち2050 年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことを宣言しました。
環境省のCOOL CHOICE ホームページでは、今日からできる様々なアクションが紹介されています。
身近な生活のなかで、未来のため、今選択できるアクションを選ぶ。
あなたも、ぜひ 「COOL CHOICE」 にご参加ください︕
※「温室効果ガスの排出を全体としてゼロ」とは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出量から、森林などによる吸収量を差し引いてゼロを達成することを意味しています。
出典:COOL CHOICEとは より作成(COOL CHOICEホームページ)
衣食住や移動といった、ライフスタイルに起因する温室効果ガスの排出量は、我が国全体の排出量の 半分 以上を占めるという分析があり、一人ひとりの行動がカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に影響しています。
カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現につながる行動の例
住関係
- ・冷暖房の温度設定の適正化、クールビズ・ウォームビズ
- ・再生可能エネルギー由来の電力への切り替え
- ・冷蔵庫、照明、エアコンなどの家電製品をより高効率なものに買い替え
- ・高効率給湯器の利用 ・窓や壁などの断熱リフォームによる健康・快適な住環境づくり
- ・住宅への太陽光パネルの設置
- ・新築時には高断熱で災害にも強いネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)や太陽光パネル付き住宅に
移動関係
- ・徒歩、自転車、公共交通機関での移動
- ・シェアリングサービスの利用
- ・エコドライブの実践(急発進/急停車をしない・アイドリングストップ)
- ・電気自動車(EV)などの電動車への乗り換え
- ・宅配ボックスや置き配の活用など再配達の抑制
- ・オンライン会議、在宅勤務などによる働き方改革
- ・各種オンラインサービスの活用による移動機会の低減
- ・職住近接
食関係
- ・家庭で発生する食品ロスを減らす、なくす
- ・飲食店での食べ残しを減らす、なくす
- ・旬の食材の地産地消
3R資源循環、サーキュラーエコノミー関係
- ・レジ袋などのワンウェイプラスチックの使用抑制
- ・より簡易な包装の製品を選択
出典:「ゼロカーボンアクション30」アクションリストより作成(COOL CHOICEホームページ)